子どもにはGPS端末とキッズケータイ、どっちを持たせるべきなのでしょうか。
子どもの安全を守るため、最近は子どもにGPS端末やキッズケータイを持たせることが一般的になってきました。
でも、自分の子どもにはGPS端末とキッズケータイ、どっちを持たせるべきか悩んでしまいますよね。
そこでこの記事では、実際にGPS端末を子どもに持たせている私が、GPS端末とキッズケータイの違いについて徹底比較していきます!
どっちを持たせるべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
結論から言うと、小学校低学年の子どもならGPS端末で十分です!
通話やメール機能があっても小学校低学年の子どもは使いこなせないですし、トラブルに巻き込まれるリスクもあるので心配です。
そのため、機能がシンプルでコストもかからないGPS端末は、小学校低学年の子どもに持たせるのにピッタリなんですよ♪
実際に私が子どもに持たせているGPS端末はこちらです!
GPSとキッズケータイどっちを子どもに持たせるべき?
GPS端末とキッズケータイは、どちらも子どもの居場所を把握することができるデバイスです。
そのため、子どもにどっちを持たせるべきか悩んでしまいますよね。
ここでは、GPS端末とキッズケータイの違いについて表にまとめてみました。
項目 | GPS端末 | キッズケータイ |
---|---|---|
見守り機能 | GPSにより子どもの位置情報や移動履歴を把握できる | GPS機能の他、防犯ブザーなどを搭載 (位置情報サービスの利用は有料の場合が多い) |
サイズ・重さ | 手のひらサイズでコンパクト、軽い 例)あんしんウォッチャー サイズ:約W50 x H50 x D18.8mm 重さ:約53g | 縦長で重さあり 例)マモリーノ6 サイズ:約W55×H105×D14.1mm 重さ:約101g |
通話・メール | できない(音声・テキストメッセージは可能な機種あり) | できる |
料金 | 安い 本体価格:5,000~6,000円程度 月額料金:500円程度 | 高い 本体価格:1万~2万円程度 月額料金:500~1,000円程度 |
学校への持ち込み | 可能な場合が多い | 禁止されている場合が多い |
では、違いについてさらに詳しく紹介していきますね。
見守り機能
GPS端末にもキッズケータイにもGPSが搭載されているため、どちらも子どもの居場所を把握することができます。
ですが、搭載されている見守り機能に違いがあります。
GPS端末 | キッズケータイ | |
---|---|---|
位置情報サービス | 〇 | △(追加で料金が必要) |
防犯ブザー | △(機種によってはあり) | 〇 |
キッズケータイはGPS機能の他、防犯ブザーなど他の見守り機能も搭載されていますが、GPS端末は位置情報に特化したデバイスのため、位置情報以外の見守り機能は基本的にありません。
逆に言うと、子どもの位置情報が把握できればいいのであれば、GPS端末で十分ですよ。
キッズケータイは確かに多機能なのですが、その分、小さい子どもが使いこなすのが難しくなりますし、費用もかかってしまいます。
また、多くのキッズケータイでは、位置情報サービスの利用は有料です。
そのため、「子どもの位置情報が把握できればいい」とお考えなのであれば、キッズケータイだと高くついてしまいます。
サイズ・重さ
キッズケータイは多機能なこともあり、GPS端末に比べるとサイズも大きく重さもあります。
例として、我が家が実際に使っているGPS端末「あんしんウォッチャー」と同じau提供のキッズケータイ「マモリーノ6」を比較してみました。
あんしんウォッチャー | マモリーノ6 | |
---|---|---|
サイズ | 約W50 x H50 x D18.8mm | 約W55×H105×D14.1mm |
重さ | 約53g | 約101g |
キッズケータイは縦長の形状のためポケットに入れにくいですし、子どもに持たせにくいのがデメリット。
一方のGPS端末は手のひらサイズのものがほとんどで、小さくて軽いです。
ポケットにも入れやすいので、GPS端末は小さい子どもにも持たせたやすいのが魅力ですね♪
通話・メール
キッズケータイはその名の通り携帯なので、通話やメールができます。
そのため、緊急時にも確実に子どもと連絡を取り合える点が大きなメリットです。
一方のGPS端末は位置情報に特化したデバイスで、基本的に通話やメールができないことから緊急時にすぐ連絡を取り合えないことがデメリットとなります。
しかし、機種によっては音声メッセージやテキストメッセージのやり取りができるものもあるので、GPS端末は全く連絡が取れないわけではないんですよ。
ただし、キッズケータイのようにリアルタイムでのやり取りはできないので、すぐ連絡を取りたい場合やこまめに連絡を取る予定があるならキッズケータイの方がおすすめです。
我が家が使っているGPS端末「あんしんウォッチャー」の場合、通話はもちろん、メッセージでのやり取りもできません。
ですが、端末の真ん中にあるボタンを押せば、親のスマホに通知が来るようになっているんです。
このボタンは、例えば習い事が終わったタイミングで押せばお迎えの合図になるので、とっても便利なんですよ♪
ボタンが1つで操作がシンプルだから、むしろ小学1年生の子どもに持たせやすいところが気に入っています!
料金
料金には大きく差があります。
ここで、我が家が実際に使っているGPS端末「あんしんウォッチャー」と同じau提供のキッズケータイ「マモリーノ6」の料金を比較してみました。
あんしんウォッチャー | マモリーノ6 | |
---|---|---|
端末代(税込) | 11,000円 | 22,000円 |
月額料金(税込) | 539円 | 847円 |
- どちらもキャンペーンによる割引がない状態での料金です
キッズケータイは多機能な分、GPS端末に比べると端末代は高くなります。
月額料金については、若干キッズケータイが高いものの、そこまで差はないように見えますよね。
しかし、キッズケータイは位置情報サービスの利用や通話代などが別途かかってくるので、実はさらに料金がプラスされてしまうんです。
ちなみに、位置情報サービスの利用には月200~300円ほどかかります。
一方のGPS端末は、端末代さえ払えばあとは固定で月額500円程度かかるだけなので、とてもリーズナブルです♪
GPS端末は本体価格も月額料金も安いのでコスパが良いのが特徴です♪
学校への持ち込み
小学校への登下校が心配で、GPS端末かキッズケータイをランドセルに入れて持たせることを検討している方もいますよね。
学校に持ち込みたい場合は、GPS端末がおすすめです!
キッズケータイは多機能な分、トラブルも発生しやすいことから、キッズケータイは多くの学校で持ち込みが禁止されています。
一方のGPSは位置情報を把握するだけで機能が制限されているため、学校への持ち込みが許可されている場合が多いんです!
学校に気軽に持っていきやすいことも、GPS端末を利用する大きなメリットです♪
>>>子供用GPSのメリットデメリットを徹底解説!小学生に持たせるべき?
GPS端末がおすすめな人
ここまで紹介したGPS端末とキッズケータイの違いから、以下に当てはまる方は子どもにGPS端末を持たせるのがおすすめです!
- 位置情報が把握できればそれでいい
- できるだけコストを抑えたい
- 小学校低学年の子どもに持たせたい
まず、「子どもの位置情報さえ把握できればいい」という方はGPS端末で十分です。
通話やメール機能が不要であれば、迷わずGPS端末を選びましょう。
GPS端末は機能がシンプルな分、キッズケータイに比べてコストも抑えることができますよ。
小学校低学年の子どもに持たせる場合もGPS端末がおすすめです!
まだまだ交通ルールが分かっていない小学校低学年の子どもが一人で行動や登下校をするとなると、親としては事件や事故に巻き込まれないか不安になりますよね。
でも、キッズケータイのように多機能だと、結局子どもが使いこなすことができず、いざというときに親に連絡することができないかもしれません。
通話やメール機能については、正直、小学校低学年の子どもには特に必要のない機能です。
実際、小学1年生の子どもにGPS端末を持たせていますが、通話やメールが必要だと思ったことは1度もないです。
位置情報が分かるだけで十分ですよ。
GPS端末なら機能がシンプルな分、小学校低学年の子どもに持たせても安心ですし、コンパクトなので遊びに行くときも持たせやすいです。
GPS端末ならこのように、ポケットにスッポリ入りますよ。
万が一紛失しても、キッズケータイのように悪用される心配もないから安心です!
私は実際にあんしんウォッチャーというGPS端末を子どもに持たせていますが、ボタンが1つしかないから小学1年生の子どもでも扱いやすいところが気に入っています。
また、位置情報や移動履歴が分かるだけで安心できるので、通話やメールができなくても全然問題ないですし、GPS端末を持たせて本当に良かったと思っています!
詳しくはこちらの記事で紹介していますので、良かったらぜひ参考にご覧くださいね。
GSP端末「あんしんウォッチャー」を実際に使ったレビューをまとめています!
キッズケータイがおすすめな人
以下に当てはまる人は、子どもにキッズケータイを持たせるのがおすすめです!
- 位置情報だけでなく、子どもと連絡を取り合いたい
- 防犯ブザーなど、機能が多い方が安心できる
- 子どもが習い事などで一人で行動することが多い
まず、位置情報だけでなく、子どもと連絡を取り合いたいという人にはキッズケータイがおすすめです。
GPS端末は通話やメールができませんが、キッズケータイであれば子どもと直接連絡を取ることができます。
また、キッズケータイには防犯ブザー機能がついた機種も多いので、何かあったときに子どもが周囲に危険を知らせることができるのも魅力。
子どもが習い事やお友達の家などに1人でよく行く場合も、こまめに連絡が取り合えるキッズケータイの方がおすすめですよ。
キッズケータイなら習い事の先生や友達に連絡を取ることも可能なので、いざというときも安心できますね。
まとめ:GPSとキッズケータイどっちを子どもに持たせるべき?5つの違いを徹底比較
今回は、GPS端末とキッズケータイどっちを子どもに持たせるべきか紹介しました。
どちらも子どもの安全を守るために有効なデバイスです。
子どもとこまめに連絡を取りたいのであればキッズケータイがベストですが、その分コストもかかりますし、トラブルに巻き込まれるリスクも増えます。
そのため、小学校低学年の子どもであれば、GPS端末を持たせるのがおすすめです!
特に我が家が実際に使っているあんしんウォッチャーは、機能がシンプルで低学年の子どもにも持たせやすいです。
位置情報は正確で移動履歴まで分かるので、これだけで十分安心できますよ。
GSP端末「あんしんウォッチャー」を実際に使ったレビューは、こちらの記事にまとめています。
GPSやキッズケータイをうまく活用して、子どもの安全を守りましょう♪